(読み)オク

デジタル大辞泉 「憶」の意味・読み・例文・類語

おく【憶】[漢字項目]

常用漢字] [音]オク(呉) [訓]おもう
いろいろなことを思いやる。「憶念回憶追憶
心にとどめて忘れない。「記憶
おしはかる。「憶説憶測

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「憶」の読み・字形・画数・意味


常用漢字 16画

(旧字)
16画

[字音] オク
[字訓] おもう

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(意)(おく)。(音)に従い、音によって示される神意をはかり、さとることをいう。〔説文十下に字をに作り、「滿なり」「一に曰く、十と曰ふ」と億の意とするが、は神意をはかるに従う字である。

[訓義]
1. おもう、はかる。
2. おぼえる。

[古辞書の訓]
名義抄 オモフ・オボユ・ムカシ・ハツ/在 ソノカミ 〔字鏡集〕 オモフ・ハカル・オボユ・タヅヌ・ムカシ・キミ・ハツ・ミツ

[熟語]
憶郷憶識・憶昔憶想・憶念
[下接語]
憶・遠憶・臥憶・閑憶・記憶・久憶・旧憶・空憶・誦憶・心憶・尋憶・静憶・想憶・長憶・追憶・頻憶・憶・幽憶

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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