戸川貞雄(読み)トガワ サダオ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「戸川貞雄」の解説

戸川 貞雄
トガワ サダオ


肩書
元・平塚市長

生年月日
明治25年12月25日

出生地
東京

学歴
早稲田大学英文科〔大正7年〕卒

経歴
同人雑誌地平線」「基調」などに関係し、大正10年「蠢く」を発表し、11年「屠牛場の群」を発表するなど新進作家として活躍。のち「不同調」に参加し「翻弄」などを発表。昭和期に入ってからは通俗小説作家となり、「女性の復讐」などを発表する。昭和30〜38年平塚市長を務めた。

没年月日
昭和49年7月5日

家族
子=戸川 猪佐武(政治評論家) 菊村 到(作家)

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「戸川貞雄」の解説

戸川 貞雄
トガワ サダオ

大正・昭和期の小説家 元・平塚市長。



生年
明治25(1892)年12月25日

没年
昭和49(1974)年7月5日

出生地
東京

学歴〔年〕
早稲田大学英文科〔大正7年〕卒

経歴
同人雑誌「地平線」「基調」などに関係し、大正10年「蠢く」を発表し、11年「屠牛場の群」を発表するなど新進作家として活躍。のち「不同調」に参加し「翻弄」などを発表。昭和期に入ってからは通俗小説作家となり、「女性の復讐」などを発表する。昭和30〜38年平塚市長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「戸川貞雄」の解説

戸川貞雄 とがわ-さだお

1894-1974 大正-昭和時代の小説家。
明治27年12月25日生まれ。戸川猪佐武(いさむ),菊村到の父。大正10年の「蠢(うごめ)く」が出世作純文学の雑誌「不同調」同人となるが,しだいに通俗小説にかたむいた。昭和30年から38年まで神奈川県平塚市長。昭和49年7月5日死去。79歳。東京出身。早大卒。作品に「春昼」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android