戸沢政盛(読み)とざわ まさもり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「戸沢政盛」の解説

戸沢政盛 とざわ-まさもり

1585-1648 織豊-江戸時代前期の大名
天正(てんしょう)13年生まれ。戸沢盛安(もりやす)の子。文禄(ぶんろく)2年叔父戸沢光盛の跡をつぎ出羽(でわ)角館(かくのだて)(秋田県)城主関ケ原戦いのあと常陸(ひたち)(茨城県)松岡藩をへて,元和(げんな)8年出羽新庄藩(山形県)藩主戸沢家初代となった。6万8200石。正保(しょうほ)5年閏(うるう)1月22日死去。64歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の戸沢政盛の言及

【戸沢氏】より

…出羽国の戦国大名。のち出羽国新庄藩主。鎌倉初期に平貞盛後裔という平衡盛が陸奥国岩手郡滴石(しずくいし)の戸沢郷に拠って戸沢氏を称し,その子兼盛が出羽国山本郡門屋(かどや)に進出,15世紀初めに家盛が同郡角館城を本拠とした,と伝えられる。近世期作成の《戸沢家譜》の説であるが,裏付け史料は未詳。15世紀末の山本郡神宮寺八幡宮棟札に記載の平飛驒守家盛が現存史料上の初見であり,戦国末期にようやく動向も明白となる。…

※「戸沢政盛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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