房世王(読み)ふさよおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「房世王」の解説

房世王 ふさよおう

?-883 平安時代前期,仲野親王の王子。
桓武(かんむ)天皇の孫。承和(じょうわ)13年(846)無位から従四位下となる。治部・宮内中務(なかつかさ)の大輔(たいふ),武蔵(むさし)・越中越前(えちぜん)の権守(ごんのかみ)を歴任。貞観(じょうがん)5年平朝臣(あそん)の氏姓をさずかる。のち弾正大弼(だんじょうのだいひつ),河内(かわち)・摂津因幡(いなば)の国守をつとめた。正四位下。元慶(がんぎょう)7年8月21日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む