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所狭し トコロセシ

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デジタル大辞泉の解説

ところ‐せ・し【所狭し】

[形ク]
場所が狭い。いっぱいで余地がない。
「小さき屋ども作り集めて奉り給へるを、―・きまで遊び広げ給へり」〈・紅葉賀〉
堂々としている。
「さるおほのかなるものは、―・くやあらむ」〈・九七〉
気づまりである。窮屈である。
「かくよろづに―・き身を」〈狭衣・一〉
取り扱いにくい。やっかいである。
「箏(さう)の琴は中の細緒の堪へがたきこそ―・けれ」〈・紅葉賀〉

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大辞林 第三版の解説

ところせし【所狭し】

( 形ク )
空間を物が占めていて、場所が狭い。いっぱいだ。残された余地が少ない。 「屯食とんじき、禄の唐櫃どもなど、-・きまで/源氏 桐壺
精神的に窮屈だ。気づまりだ。 「(天皇トイウ)よろづ-・き御ありさまよりは、なかなか安らかに/増鏡 おどろの下
堂々としている。重々しく立派である。 「いで給ふ気色-・きを、人々端に出て見奉れば/源氏 紅葉賀
おおげさだ。仰山だ。大層だ。 「ただ近き所なれば、車は-・し/堤中納言 はいずみ
扱いにくい。めんどうだ。難儀だ。うっとうしい。 「雨降り出でて-・くもあるに/源氏 末摘花

出典|三省堂
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