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調布 チョウフ

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デジタル大辞泉の解説

ちょう‐ふ〔テウ‐〕【調布】

租税の一つとして官に納める手織りの麻布。つきぬの。たづくり。
粗末な衣服。
「身には―の帷(かたびら)、濯ぎけむ世も知らず朽ちたる」〈今昔・一五・一五〉
小麦粉・卵黄などを用いて薄く焼いた皮で求肥(ぎゅうひ)を包んだ菓子。

ちょうふ【調布】[地名]

東京都中部の市。名は、古代、麻が栽培され、多摩川の水にさらして布を織り、調(税)としたことによる。もと甲州街道の宿場町。深大寺(じんだいじ)神代植物公園がある。人口22.4万(2010)。

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大辞林 第三版の解説

ちょうふ【調布】

調として官に納める手織の布。つきのぬの。ちょうのぬの。
転じて、粗末な衣服。 「身には-の帷かたびら、濯ぎけん世も知らず/今昔 15
菓子の一種。カステラ状の皮で求肥ぎゆうひを巻いたもの。

ちょうふ【調布】

東京都中部の市。近世、甲州街道の宿場町。多摩川の北岸に位置し住宅地として発展。深大じんだい寺がある。地名は、古く多摩川の水にさらして織った布を租税の調ちようとしたことに由来。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

調布
ちょうふ

古代日本における令(りょう)制下の租税の一種である「調(ちょう、つき)」として納めた手織りの布のこと。「つき(の)ぬの」「手作(たづくり)」とも称する。成人男子の人別に課し、徴した絹、綾絹(あやぎぬ)(あしぎぬ)、綿、布は中央政府の官用にあてた。また転じて、粗末な衣料をいう場合がある。なお、東京都下の地名「調布」は、多摩川の水にさらして織った布を調の料に納付したところからおこった名であり、岡山の名菓「調布」もこれになぞらえたもの。[兼築信行]

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