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瓜盗人 ウリヌスビト

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デジタル大辞泉の解説

うりぬすびと【瓜盗人】

狂言。瓜盗人が、畑の持ち主の化けたかかしとも知らず、かかしを相手に芸のけいこを始め、懲らしめられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

うりぬすびと【瓜盗人】

狂言の曲名。雑狂言。畑のウリが何者かに盗まれているので,畑主は案山子(かかし)を作っておく。そこへやってきた瓜盗人が,一度は案山子を人と見まちがえて驚くが,作り物と知り腹を立て,案山子をこわし畑を荒らして立ち去る。翌日,畑主自身が案山子に化けて待ち伏せる。ふたたびやってきた盗人は,畑主の化けた案山子の仮面を見て,祭礼の余興に出る罪人(地獄の亡者)を連想し,案山子を罪人や鬼に見立てて,鬼が亡者を地獄へ責め落とすまねを演ずる。

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大辞林 第三版の解説

うりぬすびと【瓜盗人】

狂言の一。瓜盗人が畑主がなりすましている案山子を相手にそれとは知らず祭りの稽古を始め、打ち追われる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

瓜盗人
うりぬすびと

狂言の曲名。雑狂言、盗人物。畑主(はたぬし)がウリ畑に案山子(かかし)をつくった夜、瓜盗人(シテ)がやってくる。暗いので、転がりながら体に敷いたウリをもぎとっているうち、ふと人影が目に入り、平謝りに謝る。よく見るとそれは案山子だったので、怒ってこれを壊し、逃げて行く。翌日見回りにきた畑主は腹をたて、今度は自分が案山子を装って待っている。そこへまたやってきた瓜盗人は、案山子を相手に、祭礼でする鬼の責め(罪人を地獄へ責め落とそうとする舞的な動き)の稽古(けいこ)を始める。畑主はころあいをみて、杖(つえ)で瓜盗人を打ち追い込んでいく。ウリを盗む動作、鬼の責めが見どころ。ウソフキの面などを用いた案山子の姿が奇抜である。[林 和利]

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