手信号(読み)テシンゴウ

デジタル大辞泉 「手信号」の意味・読み・例文・類語

て‐しんごう〔‐シンガウ〕【手信号】

列車車両に対して、人が手旗か手さげランプを用いて行う信号。緑が進行、赤が停止を示す。
交差点などで交通整理警察官が手で行う進行・停止などの指示
一般道または自転車道で、自転車に乗る人が左右の腕や手指を使って、後続の車両の運転手に「右折」「左折」「徐行」「停止」などを知らせる合図

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精選版 日本国語大辞典 「手信号」の意味・読み・例文・類語

て‐しんごう‥シンガウ【手信号】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鉄道信号一つ。列車・車両に対し、人の手によって、旗または、灯火を用いてする信号。赤が停止、緑が進行を表わす。
  3. 交差点などで交通整理の警察官が手によって行なう「進め」「止まれ」などの指示。〔道路交通法(1960)〕

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世界大百科事典(旧版)内の手信号の言及

【鉄道信号】より

…国鉄(現JR)でも電化の進展とともに腕木式から色灯式への転換が図られたが,その直接の理由は,電化による電柱の林立で腕木の見通しが悪くなったためであった。
[信号の種類]
 狭義の信号は,さらに常置信号機によって現示される常置信号,工事個所などにおいて列車,車両を徐行させるための臨時信号,場内信号機,出発信号機の使用できないとき,または信号機のないところで旗や灯火によって現示する手信号,予期しないところで列車を止める場合,音または炎で現示する特殊信号の四つに分けられる。常置信号機はさらに主信号機,従属信号機,信号付属機に分類される(図)。…

※「手信号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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