手械(読み)しゅかい

精選版 日本国語大辞典 「手械」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐かい【手械】

  1. 〘 名詞 〙 罪人などの手にはめて、自由にはたらかせないようにする刑具。てかせ。てかし。〔隋書‐刑法志〕

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普及版 字通 「手械」の読み・字形・画数・意味

【手械】しゆかい

手かせ。〔隋書、刑法志〕囚には竝びに械(かせ)を(つ)け、徒には竝びにく。~死罪將(まさ)に決せんとするときは、露車に乘り、三械をけ、壺手を加ふ。市に至りて手械び壺手をす。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「手械」の意味・わかりやすい解説

手械
てかせ

手桎」「梏」とも書き,また「てかし」ともいった。律令制で,罪人の左右手首にはめて動作の自由を奪った木製の刑具。江戸時代には鉄製手鎖 (手錠) を用いた。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「手械」の意味・わかりやすい解説

手械
てかせ

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