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手鎖 てじょう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

手鎖
てじょう

江戸時代,庶人に科せられた刑罰の一つ。罪科の軽重により 30日手鎖,50日手鎖,100日手鎖の別があった。『公事方御定書』には,「その掛りにて手鎖をかけ,これに封印し,(30日手鎖と 50日手鎖については) 5日目ごとに,100日手鎖については隔日に封印改 (あらため) を行う」とある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

て‐ぐさり【手鎖】

手錠(てじょう)」に同じ。

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大辞林 第三版の解説

てぐさり【手鎖】

手錠てじよう 」に同じ。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

手鎖
てじょう

江戸時代に庶民にだけ科せられた刑罰。罪人の両手に手鎖をかけ、これに封印する。手鎖には、裁判中に被疑者に施す吟味中手鎖と、刑罰としての過怠(かたい)手鎖とがある。公事方御定書(くじかたおさだめがき)によれば、過怠手鎖は、過料を出すべき者に財産がなく、過料が払えないときに科したのである。過怠手鎖には、罪の軽重によって、30日、50日、100日の別があるが、百日手鎖の者については隔日にその封印(美濃(みの)紙をはって役人が押印)を調べ、五十日手鎖の者については5日目ごとに調べることにしている。手鎖を外したり、これを助けた者の刑は古くは非常に重く、死刑が科せられたが、公事方御定書では軽くなり、過怠手鎖をかってに外した者には、定めの日数の2倍の日数の手鎖を、手鎖を外してやった者は過料刑に処すべきものとしている。[石井良助]

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