手鞠花(読み)テマリバナ

精選版 日本国語大辞典 「手鞠花」の意味・読み・例文・類語

てまり‐か‥クヮ【手鞠花】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物あじさい(紫陽花)」の異名
  3. 植物「こでまり小手鞠)」の異名。
  4. 植物「おおでまり(大手鞠)」の異名。〔日葡辞書(1603‐04)〕

てまり‐ばな【手鞠花】

  1. 〘 名詞 〙 植物「おおでまり(大手鞠)」の異名。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「人やさきわれやさきにとあらそひてつきのけみるは手鞠花かな」(出典:狂歌・後撰夷曲集(1672)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「手鞠花」の解説

手鞠花 (テマリカ・テマリバナ)

植物。ユキノシタ科の落葉低木,園芸植物,薬用植物アジサイ別称

手鞠花 (テマリカ・テマリバナ)

植物。スイカズラ科の落葉低木,園芸植物。オオデマリの別称

手鞠花 (テマリカ)

植物。バラ科の落葉低木,園芸植物。コデマリの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android