コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

打ち遣る ウチヤル

デジタル大辞泉の解説

うち‐や・る【打ち遣る】

[動ラ五(四)]
そのままにしておく。かえりみずにほうっておく。うっちゃる。
「代助は平生から、此位に世の中を―・っていた」〈漱石それから
遠くへやる。放して置く。
「御髪は、こちたく清らにて、九尺ばかりおはしますを、結ひて―・られたり」〈夜の寝覚・四〉
屈託した気持ちなどを晴らす。
「なにとなく見聞くごとに心―・りて過ぐしつつ」〈右京大夫集詞書

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

うちやる【打ち遣る】

( 動四 )
そのままにしておく。うっちゃっておく。捨てておく。 「わつちが方を-・つて、…みな鶴様の所へ行かんした/浄瑠璃・神霊矢口渡」
遠くへ離す。向こうへやる。 「かひなを枕にて-・られたる御ぐしの程/源氏 常夏

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

打ち遣るの関連キーワード神霊矢口渡常夏

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android