打上花火(読み)うちあげはなび

精選版 日本国語大辞典 「打上花火」の意味・読み・例文・類語

うちあげ‐はなび【打上花火】

  1. 〘 名詞 〙 筒にこめて、空中高く打ち上げる花火南蛮人によって伝えられ、慶長一八年(一六一三)夏、徳川家康が江戸城二の丸で唐人の打ち上げる花火を見物してから民間に流行した。打ち上げ。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「余興には仕掛烟花打揚げ烟花等の趣向あり」(出典:風俗画報‐二一一号(1900)各地方奉祝の景况)

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デジタル大辞泉プラス 「打上花火」の解説

打上花火

日本のポピュラー音楽。歌は女性歌手、DAOKO(だをこ)。作詞作曲もつとめたシンガーソングライター米津玄師(よねづけんし)との共演作。2017年発売。同年公開のアニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌米津によるセルフカバーバージョンが同年発売のアルバムBOOTLEG」に収録されている。2018年、第32回日本ゴールドディスク大賞ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード邦楽部門受賞。

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世界大百科事典(旧版)内の打上花火の言及

【花火】より

…これらの要素を選び時間的,空間的な変化を与えて花火が作られる。一般に花火は,その構造および用途によって,打上花火,仕掛花火,玩具花火の3種類に分類される。打上花火には割物(わりもの)(円の構図を現すもの,いわゆる菊花形花火),ポカ玉(非円の構図を現すもので,この名は玉が上空で割れるときの音からきている。…

※「打上花火」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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