批評文学(読み)ひひょうぶんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「批評文学」の意味・わかりやすい解説

批評文学
ひひょうぶんがく

日本で,批評文学として自立するには,やはり小林秀雄の存在が大きかった。彼の出現によって初めて,批評が単なる啓蒙 (けいもう) 的,また時評的役割を脱し,自己の主観思想を他において語る自律した主体営為となったからである。その後,河上徹太郎中村光夫福田恆存山本健吉,唐木順三らが輩出し,他方,内にマルクス主義とのかかわりを保ちながら平野謙,花田清輝らも独自の批評世界を築いた。また,最近は,吉本隆明江藤淳山崎正和,柄谷行人らが,文芸批評の枠を越えて,社会・思想という分野でも活発な活動を展開している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む