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抗血栓剤(読み)こうけっせんざい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

抗血栓剤
こうけっせんざい

血栓とは血管内にできた凝固した血の塊で,これが脳血管や心臓の冠状動脈に付着すると,血液の流れが妨げられ大事にいたるケースがある。たとえば発生場所が脳血管内であれば脳出血や脳梗塞となり,冠状動脈であれば心筋梗塞の原因となる。比較的軽症の患者に対してはニトログリセリン製剤,カルシウム拮抗剤,b-ブロッカー製剤などが投与される。重症の患者には,血栓を溶かす薬剤としてウロキナーゼ,組織プラズミノーゲン活性化因子 (TPA) などが用いられていたが,近年副作用などの問題からプロウロキナーゼ,エミナーゼ,プロテインCなどが開発されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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