抜刷(読み)ヌキズリ

精選版 日本国語大辞典 「抜刷」の意味・読み・例文・類語

ぬき‐ずり【抜刷】

  1. 〘 名詞 〙 書物雑誌の、ある部分だけを抜き出して余分に印刷すること。また、その印刷したもの。
    1. [初出の実例]「“In the Dictionary Margin” といふ項に、〈略〉 Mr. Erlebach の手記が初めて抜刷されてゐる」(出典:春興倫敦子(1935)〈福原麟太郎〉倫敦消息)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

図書館情報学用語辞典 第5版 「抜刷」の解説

抜刷

雑誌や単行書中の個々記事などを余分に印刷し,とじたもの.表紙が付けられることが多い.別刷り,リプリント(reprint)ともいう.通常,雑誌記事や雑誌論文について作成され,著者からの贈呈用に用いられる.学術雑誌の場合,抜刷を研究者仲間に配布する慣習はどの分野にもあり,目次速報誌などを見た研究者が著者に送付を求めることもある.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む