デジタル大辞泉 「押っ付ける」の意味・読み・例文・類語 おっ‐つ・ける【押っ付ける】 [動カ下一][文]おっつ・く[カ下二]《「おしつける」の音変化》1 ぴたりとついて押す。「窓ガラスに頰ほおを―・ける」2 無理に引き受けさせる。「友人に掃除当番を―・ける」3 相撲で、相手の差し手を外側から手と腕で下から押しつける。防ぎと攻めの同時効果がある。「右から―・けて寄る」[類語]押す・押しのける・押しやる・押しまくる・突きのける・押し付ける・押し倒す・押し破る 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「押っ付ける」の意味・読み・例文・類語 おっ‐つ・ける【押付】 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]おっつ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 ( 「おしつける(押付)」の変化した語 )① 上から重みをかけておさえる。また、力を入れて押し、あるものにくっつける。[初出の実例]「眼の下へ指をおっ付て、『ベヱイベヱイ』」(出典:咄本・無事志有意(1798)拾い物)② むりにやらせる。むりに引き受けさせる。[初出の実例]「なぜにと云は人心━ちがいめがあるものぢゃほどにをっつけた事をばせぬぞ」(出典:史記抄(1477)三)③ 相撲で、自分の脇をぴったりつけて相手に差させないと同時に、はさみつけて攻める。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例