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押戻 おしもどし

世界大百科事典 第2版の解説

おしもどし【押戻】

歌舞伎荒事の一演出,およびその役。歌舞伎十八番の一つ。《道成寺》《双面(ふたおもて)》《女鳴神》などの幕切れ近く,隈取,鬘,衣装など荒事の扮装に簑を着,竹笠と太い青竹を持って登場し,怨霊,妖怪を花道から舞台に押し戻す。1727年(享保12)3月江戸中村座の《国性爺竹抜五郎(こくせんやたけぬきごろう)》で2世市川団十郎が初演したとの説があるが不明。1934年東京歌舞伎座で5世市川三升(10世団十郎)が一幕物として上演している。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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