精選版 日本国語大辞典 「押戻」の意味・読み・例文・類語 おし‐もどし【押戻】 〘 名詞 〙 おしもどすこと。特に歌舞伎で花道から引っ込もうとする者を、再び舞台までもどすこと。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「押戻」の意味・わかりやすい解説 押戻 (おしもどし) 歌舞伎荒事の一演出,およびその役。歌舞伎十八番の一つ。《道成寺》《双面(ふたおもて)》《女鳴神》などの幕切れ近く,隈取,鬘,衣装など荒事の扮装に簑を着,竹笠と太い青竹を持って登場し,怨霊,妖怪を花道から舞台に押し戻す。1727年(享保12)3月江戸中村座の《国性爺竹抜五郎(こくせんやたけぬきごろう)》で2世市川団十郎が初演したとの説があるが不明。1934年東京歌舞伎座で5世市川三升(10世団十郎)が一幕物として上演している。→娘道成寺執筆者:池上 文男 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「押戻」の解説 押戻(通称)おしもどし 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題国性爺竹抜五郎初演享保12.3(江戸・中村座) 出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報 Sponserd by