拘耆羅(読み)クキラ

精選版 日本国語大辞典 「拘耆羅」の意味・読み・例文・類語

くきら【拘耆羅】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] kokila 「瞿翅羅(くしら)」「居枳羅(こきら)」などとも音訳。好声鳥・美音鳥・黄鳥百舌鳥などと訳す ) 仏語。鳥の名。インドのほととぎす。声はよいが形は醜いという。日本では一般にほととぎすの異名としてもいう。拘翅羅(くしら)。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「これきかむこせのさやまの杉か上に雨もしののにくきら鳴也」(出典:散木奇歌集(1128頃)夏)
    2. [その他の文献]〔玄応音義‐一〇〕

こきら【拘耆羅】

  1. 〘 名詞 〙くきら(拘耆羅)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む