デジタル大辞泉 「拡大均衡」の意味・読み・例文・類語 かくだい‐きんこう〔クワクダイキンカウ〕【拡大均衡】 生産・所得・雇用・貿易などのすべての面で、経済の規模を拡張しつつ、同時に経済のバランスを図ること。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「拡大均衡」の意味・読み・例文・類語 かくだい‐きんこうクヮクダイキンカウ【拡大均衡】 〘 名詞 〙 国民経済が均衡を維持しながらその規模を大きくしていくこと。たとえば、国際収支の均衡を保ったままで貿易規模を広げるとか、需要の増加につれて生産も増加していくような状態。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「拡大均衡」の意味・わかりやすい解説 拡大均衡かくだいきんこうexpanding equilibrium 経済に不均衡が生じたとき,その不均衡が経済規模の拡大の過程で均衡に向う場合を拡大均衡という。たとえば国際収支が黒字のとき,国内経済の拡大によって輸入が増加し,国際収支が均衡に向う場合や,物価の上昇が著しいとき供給力の増加によって物価安定へ向う場合がその例である。逆の場合は縮小均衡という。また広義には経済全体の釣合いのとれた姿でその規模を拡大していくことをいう場合もある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報