デジタル大辞泉 「挵蝶」の意味・読み・例文・類語 せせり‐ちょう〔‐テフ〕【×挵×蝶】 鱗翅りんし目セセリチョウ科のチョウの総称。小形で、体が太くガに似る。色彩も褐色や黒色の地味なものが多い。花や動物の排泄物に寄ってくる。ダイミョウセセリ・アオバセセリ・チャバネセセリ・イチモンジセセリなど。《季 春》 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「挵蝶」の意味・読み・例文・類語 せせり‐ちょう‥テフ【&JISF34B;蝶】 〘 名詞 〙 セセリチョウ科に属する小形のチョウの総称。はねの開張三~四センチメートルぐらい。体が比較的太いので一見、ガに似ている。触角の先端がかぎ状になる点で他のチョウと異なる。成虫は多く花に集まり、静止するときはねを半開または全開する。幼虫は葉を巻いて、その中にすむ。イネの害虫のイチモンジセセリのほかアオバセセリ、ギンイチモンジセセリなど日本で三八種が知られる。熱帯に多く分布。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例