デジタル大辞泉 「捏ねくる」の意味・読み・例文・類語 こね‐く・る【×捏ねくる】 [動ラ五(四)]1 何度もこねる。いじくりまわす。「泥を―・る」「話しながらハンカチを―・る」2 くだくだ考えたり言ったりする。「理屈ばかり―・って動かない」[類語]練る・捏こねる・捏ね回す・捏ね返す・捏ね上げる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「捏ねくる」の意味・読み・例文・類語 こね‐く・る【捏】 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙① こねまわす。いじりまわす。こねる。[初出の実例]「女の唇を舌の先にて少し(コネ)くり」(出典:人情本・春情花の朧夜(1860頃か)二)② 物事をあれこれいじりまわして、紛糾させる。あれこれ議論して困らせる。[初出の実例]「是れは一番こねくって遣らうと」(出典:福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉緒方の塾風) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例