捏ねくる(読み)コネクル

デジタル大辞泉 「捏ねくる」の意味・読み・例文・類語

こね‐く・る【×捏ねくる】

[動ラ五(四)]
何度もこねる。いじくりまわす。「泥を―・る」「話しながらハンカチを―・る」
くだくだ考えたり言ったりする。「理屈ばかり―・って動かない」
[類語]練るねる捏ね回す捏ね返す捏ね上げる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「捏ねくる」の意味・読み・例文・類語

こね‐く・る【捏】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
  2. こねまわす。いじりまわす。こねる。
    1. [初出の実例]「女の唇を舌の先にて少し(コネ)くり」(出典人情本・春情花の朧夜(1860頃か)二)
  3. 物事をあれこれいじりまわして、紛糾させる。あれこれ議論して困らせる。
    1. [初出の実例]「是れは一番こねくって遣らうと」(出典:福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉緒方の塾風)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む