捏ねくる(読み)コネクル

デジタル大辞泉 「捏ねくる」の意味・読み・例文・類語

こね‐く・る【×捏ねくる】

[動ラ五(四)]
何度もこねる。いじくりまわす。「泥を―・る」「話しながらハンカチを―・る」
くだくだ考えたり言ったりする。「理屈ばかり―・って動かない」
[類語]練るねる捏ね回す捏ね返す捏ね上げる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「捏ねくる」の意味・読み・例文・類語

こね‐く・る【捏】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
  2. こねまわす。いじりまわす。こねる。
    1. [初出の実例]「女の唇を舌の先にて少し(コネ)くり」(出典人情本・春情花の朧夜(1860頃か)二)
  3. 物事をあれこれいじりまわして、紛糾させる。あれこれ議論して困らせる。
    1. [初出の実例]「是れは一番こねくって遣らうと」(出典:福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉緒方の塾風)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む