捕食者(読み)ほしょくしゃ(英語表記)predator

翻訳|predator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

捕食者
ほしょくしゃ
predator

諸種の動物間において,ライオンがキリンその他を,ネコがネズミを,またカマキリが小昆虫を食うように,一方の動物が他の動物を捕え食う場合の前者をさしていう。後者被食者 preyである。捕食者と被食者との関係は食物連鎖を考えるうえの基礎となり,食物連鎖で捕食者が上位とされる。植物や菌類のうち,モウセンゴケ,ウツボカズラ,サラセニアなどの食虫植物や,線虫捕食菌のような糸状菌も,広義には捕食者ということができる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ほしょく‐しゃ【捕食者】

〘名〙 ある生物が他の生物を捕食する場合、食うがわの動物をいう。食物連鎖における一地位で、一般に被食者より大形で、強大な運動力などの体力を持つ肉食性の動物。

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世界大百科事典内の捕食者の言及

【餌】より

… 何を餌とするかは動物によって異なり,動物を食べるもの(肉食),植物を食べるもの(草食),両方を食べるもの(雑食)などの区別がある。とくに生きた動物を捕らえて食う場合を捕食predationと呼び,食うほうを捕食者predator,食われるほうを獲物(または被食者)preyという。食うものと食われるものとの関係は食物連鎖を形成して自然界の生態的平衡を維持するうえで重要な役割を果たしている。…

※「捕食者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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