掛出し(読み)カケダシ

精選版 日本国語大辞典 「掛出し」の意味・読み・例文・類語

かけ‐だし【懸出・掛出】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代、大坂蔵屋敷での払米方法の一種切手米による払米方法に対するもので、おもに、虫食い、色付、濡米(ぬれまい)など痛米(いたみまい)の売払いに用いられ、敷銀は取引の翌日に支払われた。
    1. [初出の実例]「虫喰の交りたるを毛入米と言、右惣躰懸出しにて売払に成る」(出典:稲の穂(1842‐幕末頃))
  3. 江戸時代、即時払いによる商取引をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む