採種栽培(読み)さいしゅさいばい

百科事典マイペディアの解説

採種栽培【さいしゅさいばい】

種子で繁殖する作物において,増殖用の種子を得ることを目的とした栽培をいう。遺伝形質が安定し,しかも病虫害に冒されていない種子を得る必要があるので,圃場(ほじょう)の立地条件は特に優秀でなくてはならない。栽培中も生育不良の苗は廃棄する。また,他家受精作物では他品種との交雑を防ぐために隔離栽培を行ったり,自家受精作物では雄性不稔性や自家不和合性を利用することもある。種子の収穫はやや早めに行うことが多い。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

新華社

中華人民共和国の国営通信社。新華通訊社が正式名称。 1931年延安で創立され,48年北京に移り,現在は政府国務院新聞総署の管轄下にある。特に文化大革命以後は重要度が高まり,党と政府の発表はここを通じて...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android