採種栽培(読み)さいしゅさいばい

百科事典マイペディアの解説

採種栽培【さいしゅさいばい】

種子で繁殖する作物において,増殖用の種子を得ることを目的とした栽培をいう。遺伝形質が安定し,しかも病虫害に冒されていない種子を得る必要があるので,圃場(ほじょう)の立地条件は特に優秀でなくてはならない。栽培中も生育不良のは廃棄する。また,他家受精作物では他品種との交雑を防ぐために隔離栽培を行ったり,自家受精作物では雄性不稔性や自家不和合性を利用することもある。種子の収穫はやや早めに行うことが多い。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

さいしゅ‐さいばい【採種栽培】

〘名〙 農作物の種子生産を目的とした栽培。蔬菜類などでは、交雑が起こりやすく、優良な種子を毎年供給するために特定の地域で特定な一品種だけを厳密に管理しながら栽培する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

COVID-19

2019年末に発生した新型コロナウイルス感染による症状の名称。コロナウイルス(Coronavirus)と病気(Disease)の短縮形に、感染が報告され始めた2019年を組み合わせ、20年2月11日に...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android