採種栽培(読み)さいしゅさいばい

精選版 日本国語大辞典 「採種栽培」の意味・読み・例文・類語

さいしゅ‐さいばい【採種栽培】

  1. 〘 名詞 〙 農作物種子生産を目的とした栽培蔬菜類などでは、交雑が起こりやすく、優良な種子を毎年供給するために特定地域で特定な一品種だけを厳密に管理しながら栽培する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

百科事典マイペディア 「採種栽培」の意味・わかりやすい解説

採種栽培【さいしゅさいばい】

種子で繁殖する作物において,増殖用の種子を得ることを目的とした栽培をいう。遺伝形質が安定し,しかも病虫害に冒されていない種子を得る必要があるので,圃場(ほじょう)の立地条件は特に優秀でなくてはならない。栽培中も生育不良の苗は廃棄する。また,他家受精作物では他品種との交雑を防ぐために隔離栽培を行ったり,自家受精作物では雄性不稔性や自家不和合性を利用することもある。種子の収穫はやや早めに行うことが多い。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む