推戴(読み)スイタイ

精選版 日本国語大辞典 「推戴」の意味・読み・例文・類語

すい‐たい【推戴】

  1. 〘 名詞 〙 団体などの長としてその人をむかえること。
    1. [初出の実例]「遂為武臣推戴、自称征夷大将軍」(出典:羅山先生文集(1662)三九)
    2. 「英雄を推戴して立憲自由党の総理たらしむることもあらば」(出典:政党評判記(1890)〈利光鶴松〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「推戴」の読み・字形・画数・意味

【推戴】すいたい

主として仰ぐ。〔三国志、魏、曹爽伝〕初め爽、(司馬宣王の年竝びに高きを以て、恆(つね)に之れに事し、敢て專行せず。(何)晏等が用せらるるにんで、咸(み)な共に推戴す。

字通「推」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む