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搗栗 かちぐり

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

搗栗
かちぐり

くりの実を殻のまま乾かすか,火に当てて乾かしたものを,臼で搗 (か) いて殻と渋皮をとった食物。「搗つ (臼でつくこと) 」と「勝つ」が共通するところから,縁起をかついで古くは出陣祝いに供された。

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百科事典マイペディアの解説

搗栗【かちぐり】

クリの実を乾燥し,焙炉(ほいろ)で加熱して臼(うす)でつき,殻と渋皮を除いたもの。小粒種のシバグリを用いる。縁起物として出陣の際に食し,江戸初期には〈勝栗〉としてめでたい食品とされていた。

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世界大百科事典 第2版の解説

かちぐり【搗栗】

乾燥させたクリの実を臼でついて殻と渋皮をとったもの。江戸前期の《本朝食鑑》(1697)などは天日で干しあげたものをつくとし,後期の《草木六部耕種法》(1823)などは1昼夜ほど〈あく〉につけてから同じようにしてつくるとしている。〈搗栗子〉の語は奈良時代から見られ,《延喜式》には,丹波その他の諸国から貢納され,神祭仏会などの料として〈平栗子〉〈干栗子〉〈甘栗子〉〈生栗子〉などと併記された例も見られる

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世界大百科事典内の搗栗の言及

【クリ(栗)】より


[利用]
 古代人の遺跡からは炭化したクリが発掘されている。乾果ではかちぐり(搗栗)が一般的で,奈良・平安の時代から食用に利用され,戦国時代には兵糧として用いられた。現在では栗飯,ゆで栗,焼き栗のほか,ようかん,きんとん,マロングラッセその他各種の菓子原料に用いられる。…

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