精選版 日本国語大辞典 「撮影機」の意味・読み・例文・類語 さつえい‐き【撮影機】 〘 名詞 〙 映画をとるための機械。三五ミリメートル幅のフィルムを使う劇場映画用をスタンダードとして、家庭用の八ミリ撮影機、記録映画用などの一六ミリ撮影機、大型映画用の七〇ミリ撮影機などがある。一秒間二四齣(こま)が一般的。ムービーカメラ。シネカメラ。→テレビカメラ。[初出の実例]「大写しで撮影機が、ぐっと顔に近づけられ」(出典:苦笑風呂(1948)〈古川緑波〉金魚の気持) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「撮影機」の意味・わかりやすい解説 撮影機【さつえいき】 映画撮影機。レンズ,可変開角度シャッター,フィルム間欠輸動装置などからなる。フィルム走行には,小型機では手巻きスプリングモーター,大型機では電動機(直流あるいは交流)が用いられる。標準の速度は1秒間に24コマであるが,高速度撮影もできる。フィルム規格,用途により各種あり,同時録音可能のものもある。一般に,フィルムは白黒,カラーともにネガで撮影し,ポジフィルムに焼き付けて上映する。→8ミリ映画 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報