操守(読み)ソウシュ

精選版 日本国語大辞典 「操守」の意味・読み・例文・類語

そう‐しゅサウ‥【操守】

  1. 〘 名詞 〙 心に堅く守って、変わらないこと。みさお。節操。
    1. [初出の実例]「其元に於ては比類無く過分な言にて候。能(よく)操守之有る可く候」(出典:雑話筆記(1719‐61)上)
    2. 「苟も軍人たるの操守を誤るが如きことなからしむべし」(出典:軍隊内務令(1943)綱領)
    3. [その他の文献]〔新唐書‐裴度伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「操守」の読み・字形・画数・意味

【操守】そう(さう)しゆ

操持。〔唐書、裴度伝〕度、然として纔(わづ)かに中人なるも、爽(まいさう)、操守堅正、占對を善くし、に功り。名、四夷に震ふ。

字通「操」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android