放射年代測定(読み)ホウシャネンダイソクテイ

デジタル大辞泉 「放射年代測定」の意味・読み・例文・類語

ほうしゃ‐ねんだいそくてい〔ハウシヤ‐〕【放射年代測定】

天然に存在する放射性同位体一定割合崩壊する性質を利用し、それらを含むものが形成された年代を測定すること。動植物遺体や考古学試料などに含まれる炭素14を用いる放射性炭素年代測定法岩石鉱物の固化年代を測定するウラン鉛法カリウムアルゴン法核分裂による高エネルギー粒子が結晶やガラス中に残す飛跡を数えるフィッショントラック法などが知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android