放射年代測定(読み)ホウシャネンダイソクテイ

デジタル大辞泉 「放射年代測定」の意味・読み・例文・類語

ほうしゃ‐ねんだいそくてい〔ハウシヤ‐〕【放射年代測定】

天然に存在する放射性同位体一定割合崩壊する性質を利用し、それらを含むものが形成された年代を測定すること。動植物遺体や考古学試料などに含まれる炭素14を用いる放射性炭素年代測定法岩石鉱物の固化年代を測定するウラン鉛法カリウムアルゴン法核分裂による高エネルギー粒子が結晶やガラス中に残す飛跡を数えるフィッショントラック法などが知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例