政治工学(読み)せいじこうがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「政治工学」の意味・わかりやすい解説

政治工学
せいじこうがく

さまざまな政治問題の解決に工学的手法を導入して,合理的かつ効率的な解決方法を考える技術。具体的には世論調査統計処理データベースなどの手法を導入して実証的に政治現象を観察する。このような手法で政治現象を解明することについては,人間の政治的感情行動を軽視しているため限界があるとの批判もあるが,政治学が単なる歴史的事実記述評論越え,その知識概念を一般化・普遍化することに役立った点で,その意義は大きい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む