救命索(読み)キュウメイサク

デジタル大辞泉 「救命索」の意味・読み・例文・類語

きゅうめい‐さく〔キウメイ‐〕【救命索】

航海中の船舶で、動揺が激しいときの歩行を助けたり、大波にさらわれるのを防いだりするため、甲板上に縦横に張り渡すロープ。また、救命艇外周潜水夫身体に結びつけるロープ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「救命索」の意味・読み・例文・類語

きゅうめい‐さくキウメイ‥【救命索】

  1. 〘 名詞 〙 船舶が航海中、大波に人がさらわれるのを防ぐため、あるいは船体が動揺して歩行しにくいのを助けるために、甲板の上に縦横に張りめぐらした綱。また、救命艇の外側や潜水夫の体に結びつける綱。
    1. [初出の実例]「救命筏は〈略〉救命索其の他必要なる属具を備へ」(出典:逓信省令第八八号‐明治三三年(1900)一二月二八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android