教存(読み)きょうそん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「教存」の解説

教存 きょうそん

1779-1831 江戸時代後期の僧。
安永8年生まれ。備中(びっちゅう)(岡山県)観竜寺教範真言をまなび,高野山修行。師のあとをついで観竜寺の住持となる。詩文をこのみ,菅茶山,後藤漆谷とまじわった。天保2年7月24日死去。53歳。讃岐(さぬき)(香川県)出身。字(あざな)は快行。号は風牀山人。著作に「続聯珠詩格」「風牀小詩」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android