文思(読み)ぶんし

精選版 日本国語大辞典 「文思」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐し【文思】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 文学精神文章思想
    1. [初出の実例]「新詩自写寄吾来、従是文思日可催」(出典:新編覆醤続集(1676)一)
    2. [その他の文献]〔文心雕龍‐神思〕
  3. 大いなる思い。立派な考え。
    1. [初出の実例]「聰明文(フン)思の四徳を集て」(出典:太平記(14C後)三九)
    2. [その他の文献]〔書経‐堯典〕
  4. 文徳思慮
    1. [初出の実例]「文思弘道、凌殷周而大義貫三」(出典:性霊集‐六(835頃)弘仁太上奉為桓武皇帝講御札法花経達)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「文思」の読み・字形・画数・意味

【文思】ぶんし

治世経綸。〔書、尭典、文思安安の馬融注〕天地を經する、之れをと謂ひ、純備なる、之れを思と謂ふ。

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