経綸(読み)ケイリン

精選版 日本国語大辞典 「経綸」の意味・読み・例文・類語

けい‐りん【経綸】

  1. 〘 名詞 〙 国家を治めととのえること。天下を統治すること。また、その施策
    1. [初出の実例]「不文治撥乱之昔合体、早施経綸(ケイリン)安全之今霊験」(出典太平記(14C後)二三)
    2. 「上下心を一にして、盛に経綸を行ふべし」(出典:五箇条の御誓文‐明治元年(1868)三月一四日)
    3. [その他の文献]〔中庸〕

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普及版 字通 「経綸」の読み・字形・画数・意味

【経綸】けいりん

天下を営み治める。〔中庸、三十二〕唯だ天下の至にして、能く天下の大經を經綸し、天下の大本を立て、天地を知ると爲す。

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