文慶(読み)もんきょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「文慶」の解説

文慶 もんきょう

966-1046 平安時代中期の僧。
康保(こうほう)3年生まれ。藤原敦忠の孫。天台宗近江(おうみ)(滋賀県)園城(おんじょう)寺の余慶顕密をまなび,ついで勧修,勝算師事。京都岩倉大雲寺の別当となり,長和3年から園城寺長吏を3度つとめた。永承元年7月2日死去。81歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android