文路(読み)ぶんろ

精選版 日本国語大辞典 「文路」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐ろ【文路】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 詩興を催す地域詩会
    1. [初出の実例]「文路春行看不足、詞江秋望老彌深」(出典本朝麗藻(1010か)下・夏日同賦未飽風月思、深字〈藤原伊周〉)
  3. 文章すじ
    1. [初出の実例]「按ずるに、本書の文路(ブンロ)崇徳院遷宮と頼長の贈官と、一時之事たるに似たり」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)拾遺)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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