贈官(読み)ゾウカン

デジタル大辞泉 「贈官」の意味・読み・例文・類語

ぞう‐かん〔‐クワン〕【贈官】

[名](スル)生前功績のあった人に、死後朝廷から官職を贈ること。また、その官職。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「贈官」の意味・読み・例文・類語

ぞう‐かん‥クヮン【贈官】

  1. 〘 名詞 〙 生前に勲功のあった人に死後官位を贈ること。また、その官位。
    1. [初出の実例]「内府示左衛門督云、今日可菅丞相贈位・贈官〈左大臣〉・位記等事云々」(出典小右記‐正暦四年(993)六月二五日)
    2. 「宇治悪左府、贈官贈位おこなはれて、太政大臣正一位をおくらる」(出典:平家物語(13C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「贈官」の読み・字形・画数・意味

【贈官】ぞうかん

贈位。

字通「贈」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android