詩興(読み)シキョウ

デジタル大辞泉 「詩興」の意味・読み・例文・類語

し‐きょう【詩興】

詩を作りたいと思う気分。また、詩を読んで感じる趣。詩情。「詩興がわく」

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精選版 日本国語大辞典 「詩興」の意味・読み・例文・類語

し‐きょう【詩興】

  1. 〘 名詞 〙 詩を作りたくなる気持。また、詩心を動かすような興趣。詩情。
    1. [初出の実例]「詩興哀秋節、傷哉槐樹衰」(出典懐風藻(751)贈掾公之遷任入京〈石上乙麻呂〉)
    2. 「頗る自分の詩興(シキョウ)を喚び起すも妙ではないか」(出典:武蔵野(1898)〈国木田独歩〉九)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐和裴廸登蜀州東亭詩〕

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普及版 字通 「詩興」の読み・字形・画数・意味

【詩興】しきよう(きやう)

詩の趣。詩の楽しみ。宋・陸游〔春日絶句八首、一〕詩 來(きた)りて(しばしば)敗る、詩興を哦(うた)ふを 雨作(おこ)りて常に妨ぐ、酒を載せて行くを

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