斎藤十一郎(読み)サイトウ ジュウイチロウ

20世紀日本人名事典 「斎藤十一郎」の解説

斎藤 十一郎
サイトウ ジュウイチロウ

明治・大正期の法律学者 関西大学学長。



生年
慶応3年(1867年)

没年
大正9(1920)年6月11日

出生地
出羽国(山形県)

学歴〔年〕
東京帝大法科大学独法科〔明治24年〕卒

学位〔年〕
法学博士〔明治42年〕

経歴
東京地方裁判所判事、横浜地方裁判所部長、東京控訴院判事を経て、明治33年東京控訴院部長、35年司法省参事官、大正2年大阪控訴院長に就任。同年関西大学学長となり、7年まで務めた。明治41年公証人制度を創案、また44年に発布施行された修正商法の委員として尽力。この間、学習院、東京高等商業、関西大学で商法・民事訴訟法教授を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤十一郎」の解説

斎藤十一郎 さいとう-じゅういちろう

1867-1920 明治-大正時代の法学者。
慶応3年8月10日生まれ。東京・横浜の地方裁判所判事,東京控訴院部長などを歴任。大正2年大阪控訴院長となり,関西大学長をかねる。学習院大,東京高商などでも講義。明治41年に公布された公証人制度を創案した。大正9年6月11日死去。54歳。出羽(でわ)村山郡(山形県)出身。帝国大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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