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新宮城 しんぐうじょう

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日本の城がわかる事典の解説

しんぐうじょう【新宮城】

和歌山県新宮市新宮にあった平山城(ひらやまじろ)。江戸時代初期に廃城を再建した城。国指定史跡。天正の頃、堀内氏が築城したが、一国一城令で一時廃城となった。関ヶ原の戦いの後、和歌山城主となった浅野幸長(よしなが)の一族浅野忠吉(ただよし)が新宮に入り、1618年(元和4)に築城に着手したが、翌年、浅野氏は安芸国(広島県)に国替えとなり、忠吉は備後国(広島県)三原に移封された。紀伊国には徳川頼宣(よりのぶ)が入国し、新宮には頼宣の付家老(つけがろう)水野重仲(しげなか)が入封し、重仲は入城後すぐに城の改修工事を進めた。1633年(寛永10)2代重良のときにほぼ終わり、1667年(寛文10)重上(しげたか)のときに完成したという。新宮城は丹鶴山頂上一帯に石垣をめぐらし、本丸地域が東西180間、南北115間、二の丸が東西32間、南北28間、天守を中心に多数の櫓(やぐら)、城門を構えていた。水野氏10代250年にわたり居城したが、廃藩置県後の1875年(明治8)には城内のすべての建物が撤去され廃城となった。現在、本丸跡を中心に丹鶴城公園として整備されている。JR紀勢本線新宮駅から徒歩15分。◇丹鶴(たんかく)城、沖見(おきみ)城とも呼ばれる

出典|講談社
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デジタル大辞泉の解説

しんぐう‐じょう〔‐ジヤウ〕【新宮城】

和歌山県新宮市にあった城。元和4年(1618)浅野忠吉が築城を開始したが翌年転封し、その後に入った紀州藩付家老水野氏によって完成。丹鶴(たんかく)城。

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