新民(読み)しんみん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「新民」の意味・わかりやすい解説

新民
しんみん / シンミン

中国、遼寧(りょうねい)省中部の県級市。遼河(りょうが)左岸に位置し、水害を被りやすい。行政上は瀋陽(しんよう)市が管轄代行する。常住人口67万(2012)。乾隆(けんりゅう)年間(1736~1795)に回教徒(イスラム教徒)が建設し、新民庁が設けられた。京哈(けいは)線が通じる。付近で産するトウモロコシコウリャン小麦綿花、米とその加工品は鉄道や遼河の水運で移出される。漁業も行われる。

[浅井辰郎・編集部 2017年4月18日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語 項目

普及版 字通 「新民」の読み・字形・画数・意味

【新民】しんみん

民心一新。

字通「新」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android