新皮質(読み)シンヒシツ

大辞林 第三版の解説

しんひしつ【新皮質】

大脳皮質の一部。発生的に最も新しく分化したもので、爬虫類以上にみられる。ヒトでは大脳半球の大部分を占め、学習・感情・意志など高等な精神作用や知覚・言語・随意運動などを支配する。 → 大脳半球大脳皮質

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の新皮質の言及

【大脳皮質】より

…大脳皮質は,中枢神経系のなかでも最も高度な役割をもつところとされているが,その構造―機能についての知識は必ずしも豊富ではない。大脳皮質には,下等な脊椎動物からすでに存在している部分と,高等になって初めて出現する部分とがあり,前者を系統発生的に古い皮質,後者を新しい皮質(新皮質)という。また個体発生的にみた場合,発生初期にできる部分と,発生が進んでからできる部分とがあり,前者と後者とは古い皮質と新しい皮質とにほぼ対応する。…

【脳】より

… 脊椎動物の脳全体を系統発生の面から眺めると,終脳の変化が最も著しい。ことに終脳の背側外套(壁)dorsal palliumから発達する新皮質は,学習のような高次の神経活動に関係が深い。鳥類の線条体striatumの背側部は,哺乳類の新皮質のように光や音による情報が間脳を経て投射される。…

※「新皮質」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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