日本歴史地名大系 「新納院」の解説
新納院
にいろいん
- 宮崎県:児湯郡
- 新納院
鎌倉時代には近衛家領島津庄の寄郡で、近世に入っても広域呼称として引続き使用された。
〔中世〕
建久図田帳に島津庄寄郡として新納院一二〇町とみえ、児湯郡に所在し、地頭は中原親能であった。その後新納院地頭職は島津氏に伝来し、文保二年(一三一八)三月には島津忠宗が時久に譲っている(「関東下知状并島津道義譲状案」樺山文書)。時久は新納
日向国に下向した伊東祐重は貞和四年(一三四八)一二月
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報