山川 日本史小辞典 改訂新版 「日仏修好通商条約」の解説
日仏修好通商条約
にちふつしゅうこうつうしょうじょうやく
安政五カ国条約の一つ。1858年10月9日(安政5年9月3日)フランス使節グロと江戸で調印。フランスと結んだ最初の近代的条約。日英修好通商条約に準拠し,おもな内容はほぼ同じ。開市開港場での自由貿易を主眼とし,片務的な領事裁判権・最恵国条款・協定税率を規定した不平等条約。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報