日本高等教育評価機構(読み)にほんこうとうきょういくひょうかきこう

大学事典 「日本高等教育評価機構」の解説

日本高等教育評価機構
にほんこうとうきょういくひょうかきこう

日本私立大学協会を母体として,私立大学を中心とした第三者評価を実施するために2004年(平成16)財団法人として設立された。現在は公益財団法人。2005年には4年制大学の認証評価機関として文部科学大臣から認証を受け,その後,短期大学,ファッションビジネス系の専門職大学院についても認証を受け,認証評価を実施している。大学の自律的な改善・発展を支援し,教育研究活動等の質を保証することを認証評価の目的とし,大学の特性,特徴に配慮し,個性を重視した評価を行うこと,各大学の規模構成に合わせて選任された大学の教職員主体とした有識者による評価(ピア・レビュー)を中心に行うこと,大学と評価機構とのコミュニケーションを重視しながら評価を実施することなどを特徴としている。2005年から2010年までの6年間に認証評価を行った4年制大学は延べ276大学(私立274,株式会社立2)で,その後2011年度から2015年度までに延べ187大学(私立186,株式会社立1)の認証評価を行った。2015年度現在,会員は332大学(私立331,公立1)および私立9短期大学。
著者: 前田早苗

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

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