日本PTA全国協議会(読み)ニホンピーティーエーゼンコクキョウギカイ(その他表記)National Congress of Parents and Teachers Association of Japan; J.P

デジタル大辞泉 「日本PTA全国協議会」の意味・読み・例文・類語

にほん‐ピーティーエーぜんこくきょうぎかい〔‐ゼンコクケフギクワイ〕【日本PTA全国協議会】

保護者と教員によって構成されるPTAの全国組織。文部科学省所管の社団法人都道府県政令指定都市のPTA協議会を正会員とし、社会教育・家庭教育・PTA活動の質的向上に資する研究大会等の開催、調査研究、青少年の健全育成や福祉増進に資する情報資料の収集・提供などを行う。昭和27年(1952)日本父母と先生の会全国協議会として発足。昭和32年(1957)現名称に改称。日P。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本PTA全国協議会」の意味・わかりやすい解説

日本PTA全国協議会
にほんピーティーエーぜんこくきょうぎかい
National Congress of Parents and Teachers Association of Japan; J.P

小・中学校の PTA団体の全国組織。全国高等学校 PTA協議会 (現連合会) とともに 1952年の結成。学校生活についての全国研究集会の開催や各種調査の実施のほか,子供の生活環境全般に関する施策について政府・関係団体に要請活動を行なう。発足以来家庭と地域の教育機能の活性化に大きな役割を果たしてきたとはいえ,近年における PTAの機能低下は否定すべくもない。とりわけ暴力やいじめといった学校現場の荒廃は,急激な社会変容に伴う家庭と地域の空洞化とともに,父母・学校・教師の三位一体的な関係を組織基盤としてきた PTAの問題解決に対する構造的限界を明らかにした。

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