日航機の修理ミス

共同通信ニュース用語解説 「日航機の修理ミス」の解説

日航機の修理ミス

日航ジャンボ機が1985年に墜落する7年前、大阪空港で尻もち事故を起こし、この修理を担当したボーイング社が犯したミス客室与圧に必要な圧力隔壁の上半分と下半分を接合する際、接ぎ板の使い方を誤り、接合部に疲労亀裂を招いた。隔壁はおわん形で直径約4・5メートル。当時の運輸省航空事故調査委員会の報告書は、疲労亀裂に伴う隔壁の破裂垂直尾翼や操縦系統の損壊を招き墜落につながったと結論付けた。(ニューヨーク共同)

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