コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

日野資実 ひの すけざね

2件 の用語解説(日野資実の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

日野資実 ひの-すけざね

1162-1223 鎌倉時代の公卿(くぎょう)。
応保2年生まれ。日野兼光の子。建仁2年参議。大宰権帥(だざいのごんのそち)をへて中納言,正二位。日野後帥とよばれる。承久(じょうきゅう)2年(1220)出家。土御門(つちみかど)天皇,順徳天皇2代の侍読をつとめ,歌は「新古今和歌集」などにはいる。貞応(じょうおう)2年2月20日死去。62歳。初名は家実。号は月蓮房。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

日野資実

没年:貞応2.2.20(1223.3.23)
生年:応保2(1162)
鎌倉前期の公卿。権中納言兼光の子,母は上野介源家時の娘。家実を改名。三事兼帯,蔵人頭,参議,左大弁を経て元久1(1204)年権中納言,承元4(1210)年正二位。建暦1(1211)年大宰権帥となり,承久2(1220)年出家。法名知寂。日野後帥と号される。九条家の家司でもある。文章博士,土御門・順徳両天皇の侍読を勤めた日野流儒家で,和漢の学に秀で故実に明るい。論議,申詞,申請などに功績があり,詩文関係の活躍は「元久詩歌合」作者,承元2年高陽院文殿作文題者,建保1(1213)年「内裏詩歌合」作者,同2年内裏和歌御会序者,同4年中殿御作文題者など。「資実長兼両卿百番詩合」「和漢兼作集」に作品が載り,『願文集』に建暦1年および建保3年の後鳥羽院の仏事に関する願文が載る。和歌の詠出は建久6(1195)年「民部卿家歌合」,同9年大嘗会屏風和歌,正治2(1200)年「石清水若宮歌合」など。『新古今集』以下の勅撰集に9首入集。日記『都玉記』。『六代勝事記』の作者とする説がある。

(今村みゑ子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日野資実の関連キーワード豊岡尚資難波宗種野宮定晴水無瀬兼俊藤谷為脩藤谷為敦万里小路建房烏丸冬光藤原頼資山科実教

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone