日高変成帯(読み)ひだかへんせいたい

大辞林 第三版の解説

ひだかへんせいたい【日高変成帯】

日高山脈に分布する広域変成帯。片麻岩・混成岩・塩基性深成岩・超塩基性岩などからなる。

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百科事典マイペディアの解説

日高変成帯【ひだかへんせいたい】

北海道の日高山脈を構成する低圧高温型の広域変成帯。新生代第三紀に主として地殻の深部〜上部が上昇して衝上(水平方向の圧力で他の岩体の上にのし上がること。他の岩体との境界は衝上断層となる)してきたものと考えられている。変成する前の岩石は,中生代白亜紀後期から新生代第三紀にかけて堆積した海洋底堆積物付加体の構成物質とされる。最下部には幌満岩体と呼ばれる上部マントル起源の超苦鉄質岩体を含む。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひだかへんせいたい【日高変成帯】

日高山脈の狩勝(かりかち)峠から襟裳(えりも)岬にかけて最大幅30kmで連続して分布する変成帯。原岩および変成作用の特徴から,西帯と主帯に区分される。西帯はオフィオライトを原岩とする緑色岩,角セン岩類などの変成岩からなる。一方,主帯は日高累層群を原岩とするホルンフェルス片状ホルンフェルス片麻岩類,ザクロ石角セン岩,塩基性グラニュライトなどの変成岩からなる。両帯は西から東へ衝上する日高主衝上断層で境され,異質な構造単元が接着したものと考えられている。

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